アンケート調査を行う際の注意点まとめ
多くの企業は消費者が自社に対してどのようなイメージを持っているのか、自社商品やサービスに対する感想などを調査するためにアンケート調査をしています。
企業が独自で実施して調査をする方法もありますが、自社のお得意さまが中心となってしまう可能性もありデータの信頼度が低くなってしまいます。
そこで利用したいのが アンケート調査会社に依頼する方法です。
不特定多数の人から意見や感想を貰うことができるので信頼度は非常に向上しますが、信頼度が高いデータを取得をしても正しい使用方法をしなければ、利用しても良いことはありません。
そこで、依頼をする際に気を付けるべきことをいくつか検討してみましょう。
- 調査会社を選ぶ際には信頼がおける会社に依頼をする
- 悪い意見や感想が出たとしても隠さずにデータとして活用する
- ねつ造データを使わない
- アンケート記入者を特定しようとしてはいけない
それぞれを具体的に考えていきましょう。
調査会社を選ぶ際には信頼がおける会社に依頼をする
経費を節約しようと相場よりも半額で調査をしている会社に依頼をする場合には特に注意が必要です。
企業努力で安いのであれば良いのですが、不正な方法や手段でデータを取得していることもあります。
調査を依頼した会社にも責任がある為に処罰の対象になってしまうのです。
十分注意をして選択をしなければなりません。
悪い意見や感想が出たとしても隠さずにデータとして活用する
自分に不都合なデータを隠す企業が稀にあります。
1つの不都合なデータであっても多くのお客様が同じ考えを持っていることを認識しなければなりません。
全てのデータを活用しなければアンケートをとった意味がありません。
お客様の貴重な意見として今後の製品作りの参考にすると良いです。
ねつ造データを使わない
良い意見のデータを多くしようとアンケートを回答する人を買収したり、関係者にアンケートに答えさせたりしてはいけません。
ねつ造データがひとつでもあった場合には信頼性がない結果になります。
結果を公表した際に誰かが気づくことになるのですから、嘘をついても良いことはなにもありません。
アンケート記入者を特定しようとしてはいけない
無記名であることを条件に消費者が本音で意見をしているのですから、良い意見や悪い意見が存在しています。
悪い意見をした人を特定してアンケートの回答を変えさせようとしたり、深く追求をすることは絶対にしてはいけません。
企業としての信用を損なうことになるだけです。
経営をしていく上でお客様の信頼は大事なのです。
まずはこの4点をチェックし、アンケート調査会社を選んでみてください。