株式会社リサーチアンドイノベーションが提供するバーコードリサーチというサービス。
ユーザーは購入した商品のバーコードとそのレシートの2つをアプリでスキャンすることで、換金可能なポイントがもらえるサービスです。
上記の2つが揃えば、どんな買い物でもポイントがもらえる可能性があるので、ユーザーは特定の商品に限らず買い物で得たレシートとバーコードは全て登録しているようです。
そのため、”実際に購入した証拠としてのレシート”と”正確な商品情報であるバーコード”の2つのスキャンをトリガーとしてアンケートを発動させることで、自然購入者への最速アプローチを可能にしているとのことです。
そもそも一般的なWEBアンケートにおいて、回答者の購入経験の信憑性が低い点や、対象商品の購入経験者の出現率が低い点は、商品やサービスの改善責任を持っている担当者にとっては悩ましい問題かと思います。
そのため、新商品でも発売後すぐに、確実に購入した消費者にアンケートができるのは、非常にメリットが大きいサービスと言えそうです。
サービスのダウンロード資料を確認したところ、アンケートのみではなく、購買データも合わせた分析も可能なようで、活用ケースは多岐に渡り非常に可能性を感じました。
また、流通ごとに分かれてしまうPOSデータとは違い、シングルソースで取得している購買データという点もメリットだと思います。
しかしながら、どれぐらいのアプリのユーザーが実際にいるのか気になるところかと思います。
資料によると、 現在アプリ会員35万人以上、登録される商品数も月間340万件以上で、いずれも大きな右肩上がりで伸びており急成長しているサービスであることがうかがえます。
ユーザーのアクティブ率も気になるところですが、他社運営のサービスもどのように会員獲得をしているかは不明瞭なことが多いので実際にアンケートサービス導入を検討されてる方は、バーコードリサーチに活用しているアプリ「CODE」をインストールしてみて、利用してみるとバーコードリサーチの良いところがわかってくるかもしれません。
iPhone,Androidに対応しています。
取引先・実績
ハウス食品株式会社様、本田技研工業株式会社様など、200社以上
サービスページURL
https://r-n-i.jp/service/code/
株式会社リサーチアンドイノベーションの設立年
2011年
資本金または企業の与信情報
資本金4億6515万6100円のベンチャー企業
アンケート導入のポイント・ネット上の評判
CODEというスマホアプリを利用して、アプリユーザー(自然購入者)からのアンケート回答させる仕組みを構築しているのは高評価できますね。
単純な企業側への管理画面の提供は準備中とのことです。
まだ新しいサービスということもあって、ネット上でのアンケートサービスの利用者の声は少ない状況。
アプリユーザーのブログはアメブロ等でいくつか確認できました。
アンケートモニターのデータの信頼性
自然購入者へのモニターアンケートを実施していることと、設問も最大でも7問と少なく設定しています。
これは実際にアンケートを依頼する側でも、答える側でもそうですが、たくさんあることで答えが適当になってしまったり、後半になると同じ回答を答えがちになる等の傾向も踏まえての設計なのではないかと考えました。
サービスメモ・対応調査の種別
訪日観光客向けのインバウンド調査・ミステリーショッパー・商品調査・マストバイ等のキャンペーン
料金・初期費用等
◆料金
基本料金 + 設問単価 × 獲得サンプル数(人数)
◆キャンペーン
先着200社様限定!基本料金無料のキャンペーンを実施(2017年3月時点)